浅井翼観戦日記20250131
江戸川最終日に追加参戦して2勝目を挙げた浅井翼くん、おめでとう!と、褒めちぎる観戦日記を書くつもりだったのですが、ここはいけそう!と思った桐生初日「第6回清酒赤城山 近藤酒造杯」6Rで早々の転覆失格。
半周タイムが出てない人は、桐生ではちょっとノーサンキューである場合が多いのですけど、追い風の状態で3番の多羅尾選手はチルト0.5。浅井くんの出足は良さそう、ということで、多羅尾選手が捲っていっても、スタート遅れても、メンバー的には大チャンスの番組でした。
スリット少し先行できたのは良かったのだけど、その後の操舵がねえ……。外枠の2人に対してだいぶ遅い。そして、たぶんハンドルと体重移動もなんかズレてる。それとも何か狙ったのか。
それはわからない。
いずれにしても、相変わらず不安定なターンでふらつき、となるとあまり腕がない選手が集まっている番組ということもあり、動くターンマーク状態になりがちで。そりゃ、前に後ろに衝突されて、追い風6mで、回った先は向かい風6mなわけですから、煽られて転びますよねえ……。
もう少し技術がついてくれば、2着は取れそうな感じだっただけにとても残念。そして、なんとなく良さそうなモーターだったので、壊れたかな……。浅井くんよ、いい加減私の舟券になっておくれよ。
足落ちしていなさそうであれば、そして今日の転覆で怪我がないようであれば、今節どこかで舟券絡みはありそうだけど。
それにしても、浅井くんの一期下の宮崎奏麿くん。お見事でした。ボートレースでスリット出た時、どういう場所を見てどういうマークをして、どう回ればいいのかをわかっているかのような1S1Mでした。こうしてみると、運動神経も必要ですけど、ダッシュ側からスタートする時は視野が大切な競技なのだなと感じます。
我々屑豆舟券士は、何千のレースをモニターで上から観るわけで、実際に平面上でボートに乗っているわけではありません。だもんで、平面で観るとそりゃぜんぜんわからないんですけどね。元ボートレーサーの野添さんの住之江ゼミナールなどで選手目線でのスーパースロー解説を聞いていると、ターン中どこをみればいいのかという話が出てきますから、上から何千何万とレースを観戦しながら、運転中はどこをみるのかという整合性が取れてくれば、視野は広がるかもしれないですね。
そういう意味で、宮崎奏麿くんは視野が良さそうなレーサーだなと思いましたね。センターコースに入るようになったら、舟券にひんぱんに絡んでくるかもしれません。